昭和の化石の英語教室

昭和の終わりに日本を離れたラッキーな老人の英語教室

なぜ「証拠」と言わずに「エビデンス」と言うんですか?

「証拠」という皆が知っている単語を使わないで、長ったらしい五文字の「エビデンス」を使う意味が、昭和の私には全く理解できません。はっきり言って、非常に鬱陶しいです、はい。

 

私は、カタカナ英語が大嫌いです。まず、読みにくいです。漢字だと、パッとみて大体意味がわかりますが(例:「生命科学」)、カタカナだと、左から右へ一文字づつ読んでいかないとわかりません(例:「ライフサイエンス」)。しかもそこから、本来の英語を想像する操作が必要となります。時々、意味不明のカタカナ英語にも出っくわします。全く疲れます。

 

エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング」(内閣府におけるEBPMへの取組)などと書いてあると、「ポリ」のあたりで目の前が ボーっとしてきます。お茶でもすすらないと、「キング」まで到達できません。内閣府の官僚の皆さん、同じ意味の漢字・日本語がある場合には、東大出身だからといって、わざわざ「カタカナ英語」を放り込まないでください。お願いします。