中級英語(2):英作文ー "very" はなるべく使わない
"Very" は、形容詞・副詞の前に置かれ、強調の意味で使われます。
I saw a very large dog.
少なくとも英作文では、"very" はなるべく避けたほうが、文章は引き締まります。上の例では、"very large" を次のように、一つの形容詞で置き換えるようにします。
I saw a huge* dog.
* 或いは enormous, gigantic, gargantuan, monstrous, burly, etc, etc...
他の例では、
very bad → aweful, appalling...
very good → superb, outstanding...
very angry → furious, irate, livid...
very sad → desolate, dejected...
また、このように置き換えることで、文章は「引き締まる」だけでなく、より「深い意味」を伝えることができます。
例えば、"desolate" は「心が空っぽ」「ひとりぼっちで寂しい」と言う意味が伝わります(例:恋人と別れた時)。また、"dejected" は「非常にがっかりした」「希望の光が見えない」と言った感じの悲しみです(例えばリストラされた時)。このような深い意味は、"very sad" では伝えられません。
語彙を増やすのに一番手っ取り早い方法は、Thesaurus (シソーラス・ 類義語辞典) を使うことです。例えば、ここ→
上のサイトで "sad" を検索してみると、90個以上の似た意味の単語が出てきます。
一つ一つの単語をクリックしてみると、微妙に意味が違うことがわかります。こうやって、少しづつ語彙を増やしていきましょう。