昭和の化石の英語教室

昭和の終わりに日本を離れたラッキーな老人の英語教室

中級英語(2):英作文ー "very" はなるべく使わない

"Very" は、形容詞・副詞の前に置かれ、強調の意味で使われます。

I saw a very large dog.

少なくとも英作文では、"very" はなるべく避けたほうが、文章は引き締まります。上の例では、"very large" を次のように、一つの形容詞で置き換えるようにします。

I saw a huge* dog.

* 或いは enormous, gigantic, gargantuan, monstrous, burly, etc, etc...

他の例では、

very bad → aweful, appalling...

very good → superb, outstanding...

very angry → furious, irate, livid...

very sad → desolate, dejected...

また、このように置き換えることで、文章は「引き締まる」だけでなく、より「深い意味」を伝えることができます。

例えば、"desolate" は「心が空っぽ」「ひとりぼっちで寂しい」と言う意味が伝わります(例:恋人と別れた時)。また、"dejected" は「非常にがっかりした」「希望の光が見えない」と言った感じの悲しみです(例えばリストラされた時)。このような深い意味は、"very sad" では伝えられません。

 

語彙を増やすのに一番手っ取り早い方法は、Thesaurus (シソーラス類義語辞典) を使うことです。例えば、ここ→

www.merriam-webster.com

上のサイトで "sad" を検索してみると、90個以上の似た意味の単語が出てきます。

一つ一つの単語をクリックしてみると、微妙に意味が違うことがわかります。こうやって、少しづつ語彙を増やしていきましょう。